So-net無料ブログ作成
検索選択
前の10件 | -

「駒ヶ根移住準備」訪問記② [移住関係]

今回は、住まい探しをメインに6月17日(土)から18日(日)の滞在でした。
条件は、間取りが2DK~3DK、スーパーが近くにあり、駅もなるべく近いもの・・・
前回同様、水野さん宅を拠点に、賃貸物件を内見しました。

初日(17日)は、こちらの都合により16時頃駒ヶ根に入り、織井不動産の物件を内見しました。
1件目が、2LDKで割と広く使い勝手の良い部屋で、ネット対応、光でんわ、光テレビなどがついており、幸先の良いスタートでした。
2件目が、今回内見した中で一番広い3DK(60㎡)のマンションでした。たぶんマンションの屋根の作りが三角帽なので、最上階(と言っても3階ですが)の部屋は天井が斜めに高くなっている構造で、しかも上部サイドの窓から入る光により、部屋がとても明るく開放感がありました。また、バルコニーが広く、左右に見える中央アルプス・南アルプスの眺望が素敵でした。駒ヶ根駅まで徒歩で約10分なので、スーパー、金融機関はその圏内でとても便利な場所にあります。そして、家賃は5.5万円/月で、この条件でとてもリーズナブルに感じました(^-^)
内見後は、「こまくさの湯」で温泉にゆっくりつかり、買い出しをして部屋で一杯やりながら、この日見た物件を振返り、明日見る予定の物件の予習?をしました。

二日目(18日)は午前中に、サンポー(アパマン)の物件を4件内見しました。間取りは2DK~2LDKで、設備的に四者四様でした。家庭菜園ができる畑付き一戸建て、ネット対応ケーブルテレビ付き、オール電化、駅、スーパーや病院に近い、など悩みどころ満載な物件が多かったです。

内見を済ませたらゆっくり昼食を取りながら、物件選びをしたかったのですが、横浜の帰路の渋滞が予想されるので、すぐに駒ヶ根を出発しました。
帰路の車中では妻の一押しである物件に決めかけていましたが、もとい、さんざん悩んだあげく3つに絞り込み、最終的には間取りの広さ、駅やスーパーなどのアクセスを考えて、織井不動産の3DKのマンションにしました。
翌日には、織井不動産に連絡し、次回駒ヶ根を訪れた時に申込みをするという約束で、物件を押さえてもらいました(^O^)/

次回は7月1日(土)、日帰りの強行軍ではありますが、賃貸マンションの申込みと、移住で一番重要な“仕事”の面接のため訪問します。
仕事が決まれば、移住に向けてまっしぐら・・・8月上旬の移住まであと少し、もうひと踏ん張り( `―´)ノ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

失われた20年の本当の原因は「頑張りすぎた」から ~JP-PRESS 5/18~ [人生・生活]

振返ると、バブル崩壊以後、「失われた20年」と言われるほど、経済が低迷している。ヨーロッパやアメリカは経済成長を続けていたのに、日本だけが低迷している。理由はいろいろあるが、非常に大きな原因の一つに「これ以上無理というほど頑張っている」というのがある。

バブル崩壊以後、どこの企業も長期間残業が当たり前になった。かつて残業が長いサラリーマンと言えば官僚や銀行員が知られていたが、バブル以降は全産業にそれが広がった。みな、余裕を失ってしまった。
余裕を失うとどうなるか。新しいことを試す余裕、改善する余裕を失ってしまうのだ。どうすべきか分かっていても、それさえ実践できないほど、思考力の低下と行動力の低下が起きてしまう。

■いつも満室の手術
『いつも「時間がない」あなたに』という本に、面白い事例が紹介されている。
これは、仕事、生活、人生、遊びにおいても、すべてにわたり示唆に富んだ内容である。ぜひ、お薦めしたい1冊である。

―――複数ある手術室はいつも満杯。深夜に及ぶ手術が続き、医者もスタッフも疲れ切っていた。救急患者が来ても手術室がいっぱいですぐに対応できず、手術室の増設が課題になっていた。

そこで経営コンサルタントが病院の経営を分析した。その結果、非常に意外な改革案を提示した。手術室を必ず1つ、使用しないで空けておけというものだ。現場のスタッフは大反対した。「今でも手術室は足りないのに!」と。

ところが、手術室を1つ空けるようにすると、夜中の手術がなくなり、無理のない時刻に予定通りに手術を終えるようになった。救急患者は速やかに手術できるようになった。

なぜか? 手術室を1つ、救急患者専用にしたからだ。

それまでのやり方では、すべての手術室に手術の予定を入れていた。そのために重体の救急患者が運び込まれると、予定していた手術用の道具まで全て片付け、新たに道具をそろえ直し、キャンセルになった患者の予定の組み直しなど、事務作業も膨大になった。無駄を省こうとして大量の無駄が生まれていたのだ。

しかし、救急用に手術室を空けるようにしたことで、予定された手術は予定通りに、救急患者は空いていた手術室にスムーズに入れた。「いつも1つ空けておく」という一見「無駄」に見えるものを容認することで、意識化できていなかったもっとも大変な無駄を省くことに成功したのだ。この病院は、このシンプルな改良をすることで、こなせる手術数が大幅に増えたという。

■浮かび上がるために
バブル以降しか知らない世代は、「余裕を失うギリギリまで働く」という働き方しか知らない。しかし、そんなやり方を続けていたらイノベーションなどできるはずがない。2000年代初めまでは液晶、デジカメ、フラッシュメモリーなど、世界に誇る技術が立て続けに登場していたのに、その後停滞が続いたのは、余裕を失っているうちに「貯金」を使い果たしてしまったからではないか、と思える。

今の日本に必要なのは、これまでの「もっと頑張れ、そうでなければ世界から取り残される」と脅し、尻を叩き、余裕ひとつ残さず無休憩で頑張らせようとすることではなく、「もう十分頑張っている。むしろ“少し頑張らない”余白を意識的に作り、力こぶの入れ所を考え直そう」と訴えることではないか。

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉がある。溺れて慌てて暴れると、余計に溺れる。溺れた時はあえてジタバタせず、覚悟を決めて力を抜くと体が自然と浮かび、そのうち浅瀬に打ち上げられる、という、なかなか味わい深い言葉だ。

「失われた20年」では、皆が溺れて慌ててジタバタしていた。しかし、もはや少子高齢化で大変になることは請け合いなのだ。ならばいっそ脱力してみよう。脱力して生じた余力、余白が、私たちに思考する余裕を与え、力こぶの入れ所を教えてくれるように思う。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

「年寄りだから借りられない」はおかしい ~ 中川寛子:東京情報堂代表 ~ [人生・生活]

高齢者の住宅問題なんて、自分には関係ないと考えている人は少なくないだろう。だが、この問題が解消されなければ困るのは現在の20~40代である。
住宅・土地統計調査を見ると、住宅を取得している人は、1970年代には25~29歳で3割弱、30代で半数以上、40代では7割いたが、2013年になると25~29歳で1割強、30代で4割弱、40代で6割弱に減っている。
この背景には、結婚年齢の上昇や、それに伴う第1子の出産年齢の上昇などで住宅を取得する年齢が上がっていることに加え、住宅価格の高騰や年収の伸び悩みなどさまざまな要因が考えられる。いずれにしても住宅を買う気にならない人、買える状態にない人が増えているのである。

「高齢者は部屋を借りにくい」という問題は昔からあったが、高齢者の割合は低く、独居老人は少なかったため、あまり問題にはならなかった。しかし近年、高齢化が進み、独居老人も急増している。
国交省が2015年12月に行った家主約27万人に対する調査によると、家賃の支払いや居室内での死亡事故などへの懸念から、7割の家主は高齢者の入居に拒否感があると回答している。

そんな中、高齢者の賃貸居住に関し、新しい動きが少しずつ出始めている。一つは、高齢者自らが自分にとって住みやすい住宅を造るという動き。そしてもう一つは、高齢者を対象に賃貸物件を仲介しようという不動産会社の登場である。

①高齢者自らが自分にとって住みやすい住宅を造る

高齢者が入居するだけでなく、地域の人たちも利用できる共用スペースがあり、多世代が交流できるシェアハウスタイプの住宅で、2014年3月に世田谷区に誕生した「笑惠館(しょうけいかん)」が発端。家族だけで孤立して老後を過ごすのではなく、入居者や施設利用者とのつながりをベースに、互いに支え合う暮らしをイメージしている。
その後、2015年5月には杉並区に「荻窪家族レジデンス」、2016年11月には千葉県山武市に「むすびの家」と、毎年のように造られている。いずれにも共通するのは、従来の、管理者の指示に高齢者が従う施設ではなく、高齢者が主体となって暮らす、一般的な住宅であることである。

②高齢者を対象に賃貸物件を仲介する不動産会社の登場

2015年5月にオープンしたR65不動産。当時は、立ち上げたのが26歳の単身男性だったことが話題となった。この男性、山本遼氏は荻窪家族レジデンス、むすびの家のいずれの仲介にも関わっている。
山本氏は、「高齢というだけで自分らしい生き方ができない、好きな場所に住めない。この状態をそのままにしておいたら、自分が高齢になったときにもそんな思いをするかもしれない。だったら、今から高齢者に部屋を貸すのが当たり前の社会にしていきたいと思いました」。そして、不動産会社を立ち上げた。
山本氏がそのような思いになるひとつに、母親が勤務していた福祉施設でインターンをした経験から、行動が制約される施設での暮らしには疑問を抱いていた。だから、施設ではなく、好きに暮らせる賃貸、なのである。

高齢者の賃貸の問題は、物件不足を想像するかもしれないが、その点はさほど問題ではなく、高齢者の多くが情報弱者であること、物件の場所が非常に限定されることだという。実際、探している人から連絡が来ることはほぼなく、9割は相談を受けた自治体や仕業の人々からの問い合わせである。
また、高齢者は通院している病院やそれまでの人間関係を大事にするため、若い人よりも住む場所が限定される。子どもの近くに住みたい場合も同様で最寄り駅どころか、何丁目何番地まで決め込んで部屋探しになることもあり、結果、3カ月、半年かかるケースも少なくない。

そこで、山本氏は今後、物件を多く抱える管理会社との連携を深めることや、自ら物件を管理する立場になることも考えている。そのノウハウや情報を、広く公開・共有できれば高齢者の居住問題の解決につながるのではないか。これに向けてまずは、入居する高齢者に異変があった際はそれを素早く感知し、対応できる仕組みを構築しようと実証実験を重ねているという。これには、人の目による見守りがいいと判断した。
もう一つ考えているのが、法的、経済的な環境整備である。たとえば、入居者が死亡した場合には賃貸借契約の終了、残置物の処理などが問題になる。大家が入居者死亡をもって契約を終了させ、退去してもらいたいと思っても、一般的な賃貸借では契約は相続人に引き継がれてしまう。こうした大家の不安を解消できれば、貸してもよいと考える人も増えるのではないか。

「現在も高齢者自らが造った住宅の仲介を頼まれるなど、さまざまな人と連携していますが、これからは仕業を含めた幅広い職種の人との協業の必要性を感じます。現在も、これからも長く試行錯誤が続くでしょうが、先人がいないぶん、やりがいがあるので、地道に粘り強く続けていきたい」…山本氏

これまで30年間解決できなかったことが、簡単に解決できるはずもない。しかし、どんなに時間がかかろうが、誰もが自分がしたい暮らしができる社会になることが望ましい。気の長い話だが、誰かが取り組まなければ変わらない。長い目で期待したい。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

「居・食・住」の変革で、地方移住はもっと進む ~東洋経済オンライン2015.9/17~ [移住関係]

――実際に福岡に移住し、現在は移住希望者へのサポートを行う『福岡移住計画』の代表としても活動する須賀大介さんに話を伺った。

東京は大きすぎてコミュニティが分散する。そのため活動が匿名的になりやすい。いくら頑張っても、その人の名前が表に出ることが少ない・・・それが福岡のコミュニティ規模だと、一人ひとりの責任が見えやすいから、「街をよくしていこう」というマインドが育つと思う。

東京ではハイコストの中でビジネスをしているので、コストを稼ぐだけの売り上げ・利益を生むためには物量も多くこなさなければならない。どうしても長時間労働になりがちで、暮らしが仕事に支配されているような感じだった。福岡に移ってからは、程よい仕事量を短時間で効率よく行うというスタイルに変わり、ストレスも少なくなった。
ここでは仕事の合間に海に入ったり、みんな釣りをしたりして、東京では絶対にできなかった働き方を実現できている。波間に漂いながら新しい構想を練ったり、釣りをしながら情報を共有したり。考える時間も増えた。

シェアオフィスにはいろんな業種・職種のメンバーがいるが、そのコラボレーションで面白いものも生まれている。今宿はほとんどが移住者で、自然と共生しながらビジネスでも成功したいという人が多い。価値観が似た者同士だと、コラボレーションも生まれやすい。1社だけでは生まれない可能性が作れると実感している。

糸島の拠点に併設したゲストハウスでは、イベントやワークショップ、自然共生型の合宿なども実施し、そこから新たな事業も生まれている。東京で仕事をしていたときには考えられなかった展開で、事業の発想も伸びやかになった。

RISE UP KEYA(S).jpg
福岡のコワーキングスペース「RISE UP KEYA」

あくまで民間主導にこだわり、具体的には「居」・「職」・「住」をサポートするチームを現地に置き、行政には後方支援という形がベストと考えている。行政主導だとその土地に長く住み続けてもらうことが目的になるが、民間のネットワークであれば、転勤になった時や移住したものの合わなかった場合にも、他のエリアで受け皿を探すことができる。本当に住みたい所で生きていくことを支援することができる。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

金・地位・名誉では、なぜ人は満たされない?~仕事を通じて幸せを得る方法~ DODA INTERVIEW 2017.4.13 [人生・生活]

社員を幸せにできない企業は、これから生き残れない。だとすれば、「幸せのメカニズム」をしることがこれからのリーダーには必要である…慶応大学大学院 前野隆司教授

――働くという観点から幸せを考えると、成果を上げることで地位が向上し、インセンティブを得られるということも幸せの一つだと思う。けれども、それではなんとなく「満たされない」という思いを抱えている人もいる。これは一体どういうことなのか。

仕事によって得られる金・地位・名誉などは、短期的な幸せの象徴のようなもの。そしてこの短期的な幸せというものは、もともと長続きしないように、人間の心はできている。
なぜならこれらは人と戦って、勝った結果得たもの。次に備えなければ、また新たな脅威がやってくるかもしれない。だから、「まだ足りない、もっと欲しい」と求め、いつまで経っても満たされないように、脳ができている。
一方で長期的な幸せというのは、人びととのつながりやコミュニティ、共同体を通して得られる幸せ。利他的に求めるものといえる。これは安定的に幸せを感じられる。自己保存ではなく、自分たちの集団の遺伝子を残したいという本能に基づいているので、安定的である。真の幸せはこちらであるといえるのではないか。

今は、特に若い人があまり地位や金を求めなくなってきている。それだけを求めるのは時代錯誤で、大切なのは人とのつながりから得られるもの、つまり「関係性」だと、暗黙裏に気づいているのだと思う。

海外では、個人の幸福度と企業での業績は比例するという研究結果もある。家庭や職場で過ごす毎日が充実していると、欠勤率や離職率が低く、生産性や創造性が高くなる。
幸せな人は、会社に貢献できる人材だから、欠かせない戦力として頼られたり、感謝されたり。そうしてますます人とのつながりを感じられるようになる。そうやって人が幸せを感じられるのには「メカニズム」がある。

★「長い幸せ」を感じられる人の資質や行動にある共通点
①「やってみよう!」…自己実現と成長
 自らの強みを活かし、社会的要請に応えて成長しながら自己実現を果たしている

②「ありがとう!」…つながりと感謝
 人とのつながりを尊重し、感謝や親切心、愛情を持って人の役に立ちたいと思ってい

③「なんとかなる!」…前向きと楽観
 楽観的で失敗してもくよくよせず、自分を認めながら積極的に周囲と関わっている

④「あなたらしく!」…独立とマイペース
 自分と周りを比較せず、自らの信念を貫いている
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

「駒ヶ根移住準備」訪問記① [移住関係]

今回は8月中旬移住の準備のため、4泊5日(5/2から5/6)と少し長めの滞在でした。宿泊は、駒ヶ根に二拠点移住されている水野さんのお宅を借り、そこを拠点に活動しました。
移住の一番の問題は、やはり「仕事」です。これが決まらなければ話になりません。幸いにも、現職の延長線での仕事があり、駒ヶ根市役所に相談し就職の段取りをしてもらい、目途がついたので一安心(^-^)
住まいは賃貸と考えているのでわりとのんびり構え、不動産屋(織井不動産・サンポー)に目ぼしい物件を3件ほど見せてもらいました。移住まで3ヶ月余りあるので、物件を決めるのは次回の訪問で・・・

この時期、本来であれば駒ヶ根の桜は終わりですが、光前寺のしだれ桜は、私たちを待っているかのように、花をつけていてくれました(^^)/
光前寺桜_R.jpg
中央アルプスにもまだ雪が残っており、駒ヶ根高原から見るその雄大なたたずまいは素晴らしかったです(^O^)/
駒ヶ根高原_R.jpg

私は、魚が好きなので(ここに来て、それは無いだろうと思われそうですが(^-^;)、スーパー巡りをして物色してみました。あくまでも主観ですが、西友の魚が良かったので、刺身を買って食べました(^^♪
駒ヶ根に移住するからには、この地域の歴史を知ろうと駒ヶ根市立図書館に行き、それらしい書物を発見しました。駒ヶ根市と教育委員会が長い年月をかけ作成した歴史書は、戦国時代から現代(昭和50年頃まで)に至る、超、ちょ~う大作でした(*^▽^*)。何冊もある歴史書の目次すべて、気になる項目を数点読んだだけで、優に1時間を超えていました(^-^;

駒ヶ根の中沢に住んでいる、果樹農園を経営している安藤さんご夫婦には好意にしていただいております。最近ご自宅のキッチンリフォームし、実際にお邪魔し見せて頂きました。オーダーメイドで素材にもこだわり素敵な作り、使い勝ってのよさそうな間取りで、料理をすることが楽しくなりそうなキッチンでした(^_-)-☆
ひねもす_R.jpg
その後、安藤さんご夫婦と飯島町にあるお蕎麦屋「ひねもす」に行きました。ゴールデン・ウィークということもあり、午前中ですでに完売!お蕎麦の取り置きをしていたので、美味しい十割蕎麦をいただくことができました。生まれて初めて塩で蕎麦をいただきましたが、シンプルな塩の味により蕎麦の香りを堪能できました。また、くるみをすり潰し(荒くするのがGood!)たれにまぜ、これを蕎麦にからめて食べると、くるみのコクと絶妙な食感がとても絶品でした(^O^)/
ひねもす02_R.jpg

JR飯田線_R.jpg駒ヶ根には、JR飯田線が走っていますが、だいたい1時間に一本くらいです。移住後もほぼ利用しない(普段は車、東京名古屋方面も高速バスを利用)と思ったので、この機会に伊那市にある「うしお」のローメンを食べに、電車で行きました。羊の肉と野菜を炒め太麺で、こちらはスープ無しなので焼きそばのような感じでいただきました。調味料のトッピングは酢と一味唐辛子が合うかな(^-^)
うしお_R.jpg
駒ヶ根市駅前にある公衆便所に、少し変な張り紙がありました。
それがコレ[↓]、「目的外使用」とは?いかに・・・
伊那市公衆便所_R.jpg

今回の訪問の主目的は、「移住準備」でしたが、観光・温泉グルメ三昧!?という感じでした(^-^; お陰で骨休みにもなり、のんびり過ごすことができました。そして、駒ヶ根の良さを改めて感じることができ、3ヶ月後の移住がますます楽しみになりました(^O^)/
次回は6月中旬に訪問し、仕事そして住まいを確定する予定です。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

長野県に学ぶべき、安い医療費で日本一長生きする医療 ~BEST TIMES 4/5配信~ [人生・生活]

かつては「短命県」として知られていながら、男女とも長寿日本一を獲得した長野県。
ずっと昔から長寿日本一ではなく、昭和40年(1965年)には、男性9位、女性26位で、女性は全国の平均寿命を下回っていた。というのも、長野県は美味しい野沢菜漬けで知られるように、漬物文化が根付いていたため、塩分摂取量も多く、脳疾患や胃がんが日本有数に多い地域だった。

厚生労働省が平成22年に発表した『都道府県別生命表』によれば、長野県の平均寿命は男性80.88歳、女性87.18と男女ともに日本一。ちなみに全国平均は男性79.59歳、女性86.35歳で、最下位が男女ともに青森県(男性77.28歳、女性85.34歳)。

■「ささえる医療」で長寿日本一

この短命県であった長野の状況を改善すべく奮闘したのが、佐久総合病院の故若月俊一先生(1910年~2006年)。数十年前から若月先生が中心となって生活や食事を改善し、早期発見早期治療できる仕組みを作ってきた。
最も有名なのが、昭和34年に日本で初めて集団検診を実施した、八千穂村の全村健康診断。すべての村民に健診を実施し、病気を早期発見・治療するだけでなく、どうしたら健康になるかを村民に教えるために、面白い劇を演じたり、村民と酒を飲んで語り合ったりした。
すると、八千穂村だけ他の地域と比べて、医療費が安くなっていった。

この結果に続いたのが、長野県の医師、保健師などで、それぞれの地域で健診を馴染め、塩分を減らす重要性を教え、昭和46年には「保健指導員」なる制度まで始めて健康づくりを推進してきた。こうした取り組みの結果として、少しずつ住民の意識が変わり、予防と健康を意識する人が増え、医療費も減り、日本で最も長生きである地域となった。介護保険が始まる以前から、自主的に「ささえる医療」の取り組みを行い、長生きした人に対しては、医師、看護師介護職、リハビリ職など他職種でケアを行い、地域を支えていた。
医者画像.jpg

■長野県は日本一長生きだけでなく、高齢者医療費が安い地域でもある

厚生労働省が発表している『平成26年度 医療費の地域差分析』によれば、後期高齢者一人当たりの実績医療費は79.3万円で、全国で6番目に低い。
だからと言って、長野は十分な医療を受けられないわけではない。地域全体として健康意識が高く、予防を心掛けているからこそ、医療費を抑えつつ長寿実現することができている。
高齢化が進んだ地域では、医療の充実が必ずしも人の健康や長寿に関係しないことが、長野県の例を見てもわかる。

長野県を日本一長生きである地域に押し上げたのは、高額な医療費でもなければ、専門医療や医師の充実でもない。若月俊一というたった一人の先生が60年前に始めた運動である。その運動がタンポポの種が広がっていくように長野中に広がった結果である。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

日本社会が直面する、認知症「1300万人」時代 ~NHKスペシャル「私たちのこれから」より~ [人生・生活]

高齢ドライバーによる交通事故、徘徊による行方不明、誰にも看取られることなく逝く孤立死――「認知症」が一因と見られる事件・事故が年々目立つようになってきた。だが、これは、世界に先駆けて日本が直面する「認知症社会」の始まりに過ぎない。2025年、国民の1割以上が認知症またはその予備群になる社会では、何が起きるのか。そして解決策はあるのか・・・

■1300万以上が認知症及びその予備群に
いまから8年後の2025年。団塊の世代すべての人が75歳以上の後期高齢者に達するこの年を皮切りに、日本は未曽有の「認知症社会」へと突入する。厚生労働省は、認知症の人が2025年に最大730万人にのぼると発表しているが、その予備群とされる軽度認知障害(MCI)の人数は明らかにしていない。
そこで、すでに発表されているデータと複数の専門家への取材により、独自の数値を算出した結果、2025年に軽度認知障害の人は580万人を超える見込みであることがわかった。認知症高齢者の数と合計すると、総数は1300万人に達する。国民の9人に1人、65歳以上に限れば、実に3人に1人が認知症あるいはその予備群の人になるという「認知症1300万人時代」が来る可能性が浮かび上がってきた。
認知症データ.jpg
2025年のMCIの人数については、2012年時点で認知症の人数の8割がMCIであることから、2025年も同じ割合と仮定した場合をNHKスペシャル「私たちのこれから」取材班が試算した。 (図表:EJIMA DESIGN)

■「認知症社会」で顕在化する問題
・高齢ドライバーによる事故
認知症の人が事故に巻き込まれる「被害者」ではなく、事故を引き起こす「加害者」になる側面が大きくなってきている。国は今年3月から75歳以上の高齢ドライバーへの認知症の検査を強化。警察も免許証の自主返納の制度を推し進めているが、地方では過疎化に伴う利用者の減少から、鉄道やバスの路線廃止が続いていることから、高齢者がマイカーに頼らざるを得ない事情がある。
高知大学医学部の上村直人医師は、現在252万人いるとされる認知症ドライバーは、2025年には350万人まで増加すると試算している。警視庁が今年1月に発表した統計によれば、75歳以上の死亡事故のうち、認知症や認知機能が低下している恐れがある人の割合は5割。この3年間で1.5倍に増えている。

・徘徊などによる行方不明
警視庁の発表によると、平成27年は認知症若しくはそれが疑われる者の行方不明者数が、全国で12,000人余りにのぼった。
これにより、当該行方不明者数が3年連続で1万人を超えた。

・認知機能の衰えによるその他の問題
家がゴミ屋敷化してしまう、詐欺被害にも会いやすくなるなど。

・認知症の人を受け入れる施設の不足も深刻に
2025年は、特別養護老人ホームへ入所を望みながらも叶わない人は62万人に達し、加えて、彼らのケアをする介護人材も38万人足りなくなると推測されている。

■カギは早期対応にある
このような問題の中、手立てとして注目されるのが、認知症の予備軍とされる軽度認知障害の人にアプローチすること。それを個人の努力に頼るのではなく、社会全体として取り組んでいくことで対応できないかという方策である。
認知機能は、軽度認知障害から段階を経て低下し、本格的な認知症に移行していく。実は、この初期段階では、外部からの助けがなくても多くの人が穏やかに生活できることがわかっている。もし、この状態を長く保つことができれば、深刻な認知症患者の発生数を抑えられ、「認知症社会」の問題をかなり軽減できるはずである。
最近の研究では、その具体的な手立ても明らかになってきている。2015年に発表された、北欧のフィンランドでの「フィンガー研究」。軽度認知障害の疑いがある約1200人の協力を得て周3回、1日30分ほどの早歩きなどの運動、野菜や魚を多くとる食生活の改善、さらに、記憶力を使うゲームや血圧管理などを2年間継続してもらったところ、対象者の認知機能が平均25%も上昇したことがわっかた。日本でも同様の取り組みをおこない、効果が認められている。

■「認めたがらない」立ちふさがる壁
ところが、誰もが、早期の対応が大切だと認めていても「あなたは認知機能低下の恐れが高い方なので来てください」と対象者に声をかけると、「私はそんな人間ではない」と拒否することが多い。家族が、「様子がおかしい」と思って、認知機能の検査などをすすめても本人は「自分は違う」と認めたがらない、あるいは、認知症そのものを隠したいのではないか、など、実際に認知症高齢者を身内に抱える人々の声は厳しい。
こうした認知症の疑いがあることを認めたがらない傾向を、どう解消していくか。そのヒントになる取り組みが埼玉県幸手市の「幸手モデル」。この考え方は、医師や看護師がお年寄りに「認知機能の検査を受けて下さい」と呼びかけるのではなく、普段から彼らが自然に集まる公共施設や飲食店などを探し出し、そこに自ら出向くというもの。お年寄りとのちょっとした会話をきっかけに健康相談を行い、何らかの兆候に気づいたら、診察を進めて早期の対応へと結びつける。認知症に限らず、病気全般の兆候をいち早く見つけるための試みである。さらに一歩進んで、お年寄り同士が集まれる場を作るプロジェクトも始まっている。
誰かに的を絞って声をかけるという“ターゲット・アプローチ”ではなく、みんな丸ごと面倒を見るという“ポピュレーション・アプローチ”が重要だ。

お年寄り.jpg
=写真はイメージです=

■企業にも「認知症社会」の波
国民の9人に1人が認知症またはその予備群の人になる「認知症社会」に向けて、どんな社会を目指していけばいいのか。これまでとは異なる大胆な発想が求められる・・・

①「認知症になったとしても終わりじゃない」、という社会への転換が必要。生きていく主人公は本人。行きたい場所があったり、やりたいことがあったり、得意なことがあったりする。こうした認知症の本人たちの声を起点に、地域の人や行政がそっと応援に入ることが重要。

②企業は、商品やサービスのあり方を「認知症社会」を前提としたものに転換すべき、という考え方。バス・電車といった交通機関やコンビニ、宅配便などのサービス、プールや映画館といった大規模施設にいたるまで、認知症でも行けるような場にしておかないと顧客を失うのではないか・・・

以上のように、ヘルスケアや介護といった従来のジャンルにとらわれない企業の対応が「認知症社会」を支える上では重要な役割を持つといえる。

2025年「認知症社会」の到来。それに飲み込まれるのか、乗り越えるのか。8年後はあっという間にやってくる。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

ダイアログ(対話)は、ファシリテーションの土台です(^-^) [ファシリテーション]

3月11日(土)、第2回ファシリテーションとイノベーターに参加!
今回のテーマは、「ダイアログ」(対話)。
くしくも、今日は東日本大震災から6年が経ちました。参加者全員で「黙とう (-_-)」

F&イノベター① (2)_R.jpg
さて、本題・・・「ダイアログ」とはなんぞや?
ズバリ・・・相手が思っている、考えていることを、聞き手のフィルターを通さず、相手の本心を引き出すこと。=傾聴である
しかし、これがなかなかムズカシイ(>_<)
よくやりがちなのが、相手の話を聞きながら、問題の答えを探してしまう。つい、意見やアドバイスをしてしまう。心当たりのある方、多いのではないでしょうか!

F&イノベター② (2)_R.jpg
ディスカッションとの違いは・・・ディスカッションは、議題や誰かの提案に対し、賛成又は反対の意見を述べたり別の提案をしたりするものである。そこには当然、主張した人の主義や考えが入る。そして、ファシリテーションで相乗効果をはかり、議論を活性化して、合意形成をめざす。
それに対して、ダイヤログは、聞き手の主観は入れず、意見もしない。ただ、本音を引き出すことである。これにより、本当に活性化されたディスカッションができる。いわゆる、ダイアログは、ディスカッションの土台であり、ファシリテーションの効果により納得の合意形成ができる。

F&イノベター③ (2)_R.jpg
予定していたプログラムを、スッ飛ばすほど議論が白熱しました(^O^)/
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

人生100年、健康長寿を保ち ライフ・シフトで新しいステージへ! [人生・生活]

<NHKスペシャル『あなたもなれる“健康寿命”徹底解明100歳の世界』>及び<『LIFE SHIFT(ライフシフト)』100年時代の人生戦略(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著/池村千秋訳)>より、これからの長寿社会をどのように生きていくかを考察してみた。

これからの時代、人生100年と言われている。世界中で平均寿命が延び、人々の健康志向、テクノロジーの発達による医療の進歩など、ますます長寿が進むであろう。
日本では100歳以上の人(「センテナリアン」と呼ぶ)は現在65,682人、世界では45万人以上いるといわれている。国連の推計によれば2050年までに、日本の100歳以上の人口は100万人を突破する見込みである。そして、2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想されている。

長寿化というと、年金や医療費などの社会保障費の増大、認知症や介護の問題など、負の側面ばかりが話題になり将来が不安になる。しかし現実として長寿化はやって来るのである。
日本の高齢化のスピードは群を抜いており、早急に対応する必要がある。日本の政府に求められることは多く、そのかなりの部分は早い段階で実行しなくてはならない。
しかし、最も大きく変わることが求められるのは個人であり、今何歳であろうと、いますぐ新しい行動に踏み出し、長寿化時代への適応を始める必要がある。長く生きる人生に向けて準備する責任は、結局のところ私たち一人ひとりの肩にかかっている。

=健康寿命を考える=
【老化とは何か?】 まず、長寿と老化は切り離せない。
長寿というとまず遺伝的要素が強いと思われる。しかし、双子の調査を行った結果、寿命には大きな差がみられ、環境的要因が75%、遺伝的要因が25%であった。これは本人の努力により、健康長寿を手に入れることができるということである。
ところで、健康長寿の前に老化とは何かをみてみたい。老化とは、体が慢性炎症をおこし、細胞の老化により細胞が死に免疫機能が低下、そして様々な要因(病気等)により死に至る。この慢性炎症を抑えることにより老化を抑制することができるという。

【健康長寿になるために】
では、健康長寿になるためには何をすれば良いのか?ひとつは、おのずと知れた「食事」。そして、もうひとつが「ある精神状態」である。この「ある精神状態」が癖もので、ストレス発散は健康に良いと思うが、それがそう単純ではない。以下にこの二つをまとめてみた。

1. 食事により健康を保つ
長寿の国、地中海イタリア南部の町では2,000人中300人がセンテナリアン(100歳以上)である。これは、魚、オリーブオイル、ナッツ、野菜で作る地中海食の影響であるという。そして地中海プロジェクトとして、この食事で世界的に調査を行ったところ、すべての国で良好な結果をもたらしたわけではなかった。
これは、人種、遺伝子、腸内細菌などが関係しており、その国に合った食事を取ることが重要である。日本人はやはり日本食であろう。魚(EPA・DHA)、大豆、味噌、人参、海藻などは、体の炎症を抑える成分が多いという。
身体活動量が多いことも健康長寿に良いという。それにより、血流が良くなり毛細血管の働き(微小循環)が活発になり、酸素を運び、老廃物を取り除く。そういえば、田舎の農家の高齢者は、年齢の割に(失礼ながらm(_ _)m)顔色も良く元気であるが、気のせいではないであろう・・・

2. ある精神状態を維持することにより健康を保つ
満足感と炎症との関係を示す遺伝子、「CTRA遺伝子群」がある。ストレスを受けた時にCTRA遺伝子群が活発になり、慢性炎症を抑え、高い満足感を得られると、活動が緩やかになる
しかし、一概に満足感といっても、「快楽型」と「生きがい型」がある。

<快楽型>・・・慢性炎症を進める満足感
これには、食欲、買い物、性欲、娯楽などがあり、この行動ひとつで炎症が進むわけではないが、一時的に欲求を満たすだけで満足すること。

<生きがい型>・・・慢性炎症を抑える満足感
これには、ボランティア活動、家族を大切にする、世のために働くなどがあり、人や社会に貢献して満足を感じること。
これは、人類が昔から家族を大切にし、コミュニティを作り協力し生活してきたため、脳や神経は社会とのつながり、お互いに助け合うよう、生物学的にプログラムされていると考えられる。近年、“個”が尊重されるようになり、本来“支え合い”により得られていた満足感を埋めるため、快楽型に偏った満足感を求めるようになったのではないか。
それから、生きがいを感じる人と感じない人では、同じことをやっても精神的な満足感が違う。心の持ちようは健康に大きな影響を与える。
  そして、この章最後に・・・
≪年をとっても健康のまま活躍し、社会にも貢献し続ける“生涯現役人生”≫
~なにより“人生を楽しむ”ことが一番大切!~

=100年ライフを考える=
【100年ライフで何が変わるか?】
長寿化時代に、人生のあり方は根本から変わる。これまでグローバル化とテクノロジーの進化が少しずつ確実に人々の生き方を変えてきたように、長寿化も人々の生き方を大きく変える。100年以上生きる時代、言うなれば100年ライフの恩恵を最大化するためには、多くの変化が必要とされる。
そして、過去のロールモデル(生き方)はあまり役に立たなくなる。私たちの親の世代に有効だったキャリアの道筋や人選の選択が、私たちにも有効だとは限らない。私たちは、親の世代とは異なる選択をすることになる。やがて、私たちの子どもたちも、私たちの世代とは違う決断をするだろう。
ここで、一つ質問「100歳まで生きるとして、勤労時代に毎年所得の約10%を貯蓄し、引退後は最終所得の50%相当の資金で毎年暮らしたいと考える場合、あなたは何歳で引退できるか?」。――― この場合は、長寿化の恩恵に最大限欲したければ、70代、ことによると80代まで働かなくてはならない。それが厳然たる事実である。
よい人生を送りたければ、よく考えて計画を立て、金銭的要素と非金銭的要素、経済的要素と心理的要素、理性的要素と感情的要素のバランスを取ることが必要とされる。100年ライフでは、お金の問題に適切に対処することが不可欠だが、お金が最も重要な資源だと誤解してはならない。家族、友人関係、精神の健康、幸福などもきわめて重要な要素とされる。

【人生はマルチステージ化する】
現在は3ステージの人生、教育⇒仕事⇒引退という順番に、ステップを経る以外の選択肢はない。多くの人がこの順番どおりに人生を歩み、同世代の人たちが隊列を乱さずに一斉行進することにより、確実性と予測可能性が生まれていた。人々は、機会と選択肢の多さに戸惑うことがなく、企業や政府は、人々の多様なニーズに直面せずに済んだ。この点を考えれば多くの組織の人材採用、育成、昇進の方針が3ステージの人生を前提にしていることは意外ではない。
しかし、100年ライフでは一斉行進が終わりになる。人生はマルチステージになり、新しい人生の節目と転機が出現し、どのステージをどの順番で経験するかという選択肢が大きく広がる。ステージを経る順番は、3ステージの人生の理論ではもはや決まらない。それは、一人ひとりの嗜好と状況によって決まるのだ。
人生が長くなり、人々が人生で多くの変化を経験し、多くの選択をおこなうようになれば、選択肢を持っておくことの価値が大きくなる。年長世代は30歳頃にはすでに人生の道筋を固めていたが、これからの世代は、結婚や子づくり、住宅や自動車の購入をどんどん先送りにしていく。
もっとも、選択肢をもっておくことは若者時代だけでなく、人生のあらゆる時期に重要だ。マルチステージの人生を送る人にとっては、その重要性がとりわけ大きい。選択肢に投資し、選択肢を残すことは、人生計画の欠かせない一部になる。

【新しいシナリオ ~可能性を広げる~
・3.0のシナリオ・・・教育⇒仕事⇒引退
最初の学生時代の投資を頼りに、勤労人生を最後まで生き抜き、65歳での引退を目指す。現在のスタンダードな考え方ではあるが、もはや崩壊してきている。

・3.5のシナリオ・・・3ステージの人生に「0.5ステージ」をつけ加える
このシナリオは、リスクを嫌う人、つまり40代半ばになってリスクをともなう、大がかりな変化に乗り出したくない人に最も適している。年齢の高い人、言い換えれば、引退が近く、大きな変化を目指すだけの時間がない人にも向いている。
人生に少しの変化(転職)をもたらすことにより、どうにか生活費をまかなえる程度の給料しか受け取れないとはいえ、引退せずに働き続けることには、お金の面で大きな利点がある。1年長く働けば、貯蓄を取り崩す年数を1年減らせる。それに、安い給料でやりくりすることに慣れれば、引退後のつつましい暮らしに適応しやすくなる、という点も見過ごせない。老後に倹約生活を送れば、蓄えを長持ちさせられるからだ。それに、活力資産をはぐくむために費やせる時間がたっぷりある。家族や友人と過ごしたり、心身の健康を保ったりするために時間を十分に使える。
しかし、3ステージの人生を生きやすくするために、ささやかだが十分な変化を遂げるものの、大規模な投資と変化をともなわないので、追加の0.5ステージは3ステージの人生の付録程度の意味しかもたない。これでは、人生が長くなればなるほど、投資不足が大きな問題になる。

・4.0のシナリオ・・・ポートフォリオ型(組合せ)or起業家型の新ステージ
あなたは、もっと積極的に変化を追求するシナリオも選べる。いずれも、早い時期に変化の必要性に気づき、まだ長い勤労人生が残っている段階で、強い意志を持って意識的に変化と変身を遂げるものだ。
4.0のシナリオを実践するためには、現状の状況にしっかり目を開き、待ち受けている未来をじっくり検討しなくてはならない。そうやって、自分についての知識を充実させ、新しい活力ある人的ネットワークを築き、さまざまな経験に対して開かれた姿勢をもつことにより、どのような選択肢を選んだ場合にどのような結果が待っているかを予測できるようになる。いずれのシナリオでも、勇気をもって大きな変身を遂げ、自分を「再創造」させることにより、成功することができる。
以上に挙げた二つのシナリオは、いずれも有形の資産と無形の資産を構築・増強できるというメリットがある。所得の多い期間が長くなるので老後の生活資金の蓄えを増やせるし、生産性資産と活力資産も強化できる。どちらを選ぶかは、本人の嗜好と状況次第である。


・5.0のシナリオ・・・人生100年を前提にさまざまな選択肢を模索
このシナリオは100年ライフを前提に、人生を組み立てていかなければならない。若い時には、今すぐ人生の針路について大きな決断をくだすことを避け、さまざまな選択肢を模索する。例えば、大学を卒業したあと旅にでる。その間、不安定な雇用形態で働くこともいとわない。いずれにせよ、この世代は最初から変身することを前提に、未来の人生を計画しなくてはならない。
このステージで注目すべきなのは、テクノロジーを駆使して、自分がなにを経験するかを選び、評判をコントロールすることだ。オンライン上で確立した人格、形成した幅広い人的ネットワーク、成功させた新しい取り組みはすべて、有効な宣伝材料となり、将来のキャリアを飛躍させる発射台になる。
もう一つ以前の世代と明らかに異なるのは、人生が非常に長くなるため、活力資産を保つことがきわめて難しいという点だ。そこで、5.0シナリオでは、キャリアを中断してリフレッシュし、変身を遂げるための期間を二度設けている。これらの時期には、人的ネットワークを広げ、自分のアイデンティティについてじっくり考えることにより、変身資産も築く。長寿化時代には、無形の資産を補充し、本格的な移行を成功させるために自分を「再創造」する期間を設けることが当たり前になるだろう。余暇の時間の多くを消費ではなく、投資に割かなくてはならなくなる。移行期間を設けるために、その間の生活資金も蓄えておく必要がある。
このシナリオで見落としてはならない重要な要素の一つは、アイデンティティだ。人生で多くのステージと多くのキャリアを経験するようになれば、そのすべてを貫く一本の柱をいっそうしっかりもつ必要が出てくる。そのような柱があってこそ、人生のシナリオが真の意味で自分のものになるのだ。最初に世界を旅して探索をすることが重要なのはそのためだ。そうした経験を通じて、自分がどういう人間なのか、そしてなにを大切にするのかが明確になれば、人生の多くのステージに一貫性をもたせられる。自分の過去と未来をつなぐ一貫したストーリーをもっている人は、いくつものステージを移行することにともなうリスクが小さい。

【多世代が一緒に生きる時代へ】
長寿化が進めば、異世代の関わり方が大きく変わることは明らかだ。これまでの3ステージの人生では、同世代の人たちが一斉行進するように人生のステージを進むため、年齢層ごとに人々が隔離されて生きる欧米型の社会が出現した。子どもは学校に通い、高齢者は引退して余暇を楽しむ。そして、それ以外の世代は、職場で互いに接し合うという形態だ。しかし、マルチステージの人生では、エイジ(=年齢)とステージが一致しなくなり、大人が若々しく生きるようになる結果、世代間の関係に大きな変化が生まれる。このように世代間の交流が活発になれば、若者にも高齢者にも大きな恩恵があるということだ。
マルチステージの人生が一般的になれば、異なる年齢層の人たちが同じ経験をする機会が生まれる。年齢層の異なる人たちが触れ合う機会が増えれば、人的ネットワークの年齢的な均質性が崩れはじめる。異なる年齢層の人たちが共通の経験をし、それを通じておそらくは友情をはぐくむからだ。こうして、高齢者が「別世界」の住人という状況は変わりはじめるだろう。

【自己意識】
<アイデンティティ>
100年ライフの長い人生は、基本的に一つの長い旅と考えるべきだ。その旅に乗り出すときには、次のような問いに答えなくてはならない。「それはどのような形の旅になるのか?」「それを真の意味で自分の旅にするためには、どうすべきなのか?」これらの問いの答えは、その人がどのような選択をし、どのような価値観で生きるかによって決まる面もある。一人ひとりの選択と価値観が人生の出来事やステージや移行の順序を決め、つまりアイデンティティを築いていくのだ。
人生のさまざまな時期に時間的ゆとりが増えれば、自分がどういう人間かを探求する機 会を得られる。それにより自分が生まれた社会の伝統に従うのではなく、自らの価値観や希望に沿った生き方ができるようになれば、それ以上の「長寿の贈り物」はおそらくないだろう。しかし、「私は何者か?」「私はどのように生きるべきか?」という問いに答えられるのは、結局のところ本人しかできない。人生が長くなれば、これらの問いは無視できないものになる。

<計画と実験>
100年以上にわたって生産的に生きる人生を設計するうえでは、計画と実験が重要になる。長い人生で経験する多くの変化によって、金銭的資産と無形の資産を破壊されないためには、計画して準備することが欠かせないし、ありうる自己像について検討するためには、実験をおこなう必要がある。計画と実験は、人生に目的と個性を生み出し、アイデンティティを形づくる心理的連結性をもたらすのだ。
100年ライフの計画を立てるためには、自分がなにをしたいのか、どのようにそれを達成したいのか、という重要な決断をしなくてはならない。問題は、正しい決断ができる場合ばかりではないことだ。行動経済学者のダニエル・カーネマンが指摘するように、私たちはおうおうにして誤った楽観主義に流される。私たちが適切な準備や行動をしないのは、それがもたらす結果を恐れるからではなく、未来について愚かなほど楽観的な考えを持っているからなのだ。
実験が重要な理由もここにある。昔のように特定のロールモデルに従っていればいい時代ではなくなり、ありうる自己像の選択肢が大きく広がる時代には、実験を通じて、なにが自分にとってうまくいくのか、自分がなにを楽しく感じ、なにに価値を見いだすのか、なにが自分という人間と共鳴するのかを知る必要があるからだ。実験は、若者だけのものではない。それは、あらゆる年齢層の人にとって極めて大きな意味を持つ。私たちを次の地点に導き、どのように移行を成し遂げればいいかを明らかにするのは、実験なのだ。実験と探求は、一人の人間の人生を貫く要素の一部を成すものである。

<習熟>
ものごとに習熟するうえでカギを握るのは、自己効力感(自分ならできる、という認識)と、自己主体感(みずから取り組む、という認識)だ。まず、自己効力感を高めるためには、世界でなにがおきていて、変化に対処するためになにができるかについて、誰もが理解を深める必要がある。この本をきっかけに、人生設計というテーマを自由に語り合い、具体的に検討することも大切である。
とくに重要になるのは、無形の資産についてもっと話し合うことだ。現状では、年金、老後の蓄え、住宅ローンなど、有形の資産にばかり議論が集中しすぎている。余暇時間の使い方、パートナー同士の深い関わり合いの意思など、ほかにも論じるべきテーマがある。
100年ライフでは、お金を使うことより貯めることが重要になるし、余暇時間をレクリエーション(娯楽)から自己のリ・クリエーション(再創造)に振り向ける必要性も高まる。ここで問われるのは、未来に得られるかもしれない恩恵のために、いま厳しい決断ができるかどうかだ。これは、一般にセルフ・コントロール(自己抑制)の問題と呼ばれるが、長い人生では何通りもの未来の自己像がありうることを考えると「セルフ・コントロール」という言葉ではわかりにくい。この試練を表現するには「いくつもの自己の並存」の問題と位置づけたほうがよい。
ものごとに習熟するためには、満足を先延ばしできるかどうかが重要だ。なんらかのスキルを習得しようと思えば、長期の恩恵(たとえば、英語を話せるようになること)のために、目先の快楽(たとえば、お気に入りの連続ドラマを見ること)を我慢しなくてはならない場合が多いからだ。
スタンフォード大学のキャロル・ドゥエックの言う「成長思考」の持ち主は、快適なぬるま湯の外に出て行き、未来につながる道に思考を集中させることにより、将来の計画を貫くことができる。こうした思考習慣を身につけるには、方法論を学ぶことが有効だという。長い人生を通して生産的でありたいと思う人は、困難な学習目標を立てて、強い覚悟をもち、目標に向けて脱線せずに忍耐強く努力し続けることが必要である。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域
前の10件 | -