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=地方創生を成功に導くヒントが沢山= [地域活動]

9月26日に放送されたNHK~プロフェッショナル仕事の流儀~「町おこしのスゴ腕公務員」は、地方公務員という立場から地域住民との関わり、そして移住者と一緒に取り組む町おこしなど、地方創生に懸ける熱い思いを感じるとともに、成功に導くヒントが沢山あった。
島根県邑南町、この町は人口1,100人で高齢化率(※)は42%(全国平均は26%)となり典型的な過疎地域である。しかし、地域創生により3年連続で流入人口が増えており過疎化を抑えている。
邑南町地図.jpg

この町役場の商工観光課に勤務している寺本英仁氏、この町で生まれ育ち、大学卒業後町役場の職員になった。しかし、平成の大合併で自分の町が消えた。自分は何もできなかったという思いがあり、この地域のためにと、インターネットで地元特産品を販売、しかしうまくいかなかった・・・いくら行政が旗を振っても地域のためにならないと感じた。
そこでこの地域の人々が、素晴らしい食材はここにあり、この町でしか食べられないものを作る、という誇りを持ってもらい、A級グルメの町にすることを目指し奮闘する。そして、これから次の世代の子供たちもそう思える町にしていく、という信念を持って行動していく。
寺本英仁氏.jpg

【答えは地域にある】
移住者が町おこしのため、A級グルメのコンセプトを地域住民に浸透させようと、キッチンカーで回り、地元の素材を使ったメニューを販売した。住民の反応は、「美味しいけど、食べるだけじゃ伝わり切れないね」で、今ひとつ・・・
 ◎熱意はあるが、やる気が空回りして現場を見ていない(-_-;)
 まずは地域の声を拾う
 ⇒地域の人の生の声を聞き、農家との対話でメニューを考える
 ⇒『朝採れた旬野菜のグリル』シンプルに素材を生かしたメニューを提供
 ⇒食べる人に笑顔(^O^)/
   ※手応えあり!

【心配事がみんなのエネルギーに】
何か事を起こそうとすれば、心配・不安はつきまとう。しかし、それらは問題解決のためにみんなのエネルギーになるし団結力にもなる、それにより仲間としてつながることができる。だから共通した心配・不安を持っていることは大事である。

邑南町グルメ.jpg

【素早く動き、熱を冷まさない】
寺本氏…今、一番自分が思っている素直な気持ちをきちんと伝えると、向こうからも素直な気持ちが返ってくる。そのキャッチボールをやっていかないと、何をするにも行政の決めつけと思われ難しいと思う。
 ◎バターで特産品作り新規事業に挑戦
  バター作りには安定して牛乳を確保しなければならなので、地元の酪農業者に個別出荷してもらえないか話をするが、そこには流通のルールがある。よって生産者団体の本部に確認を取らなければならない。
 ⇒本部…生産者の収入が低下してしまうのではないか、取引の不公平感がでてしまうのではないか、という心配があり、生産者を守る立場から難色を示す。
 ⇒寺本…現在の酪農家が今後に希望を持つことができる、そして次の担い手のためにも、単にバター製品の販売が目的ではなく、あくまでも酪農再生が目的であることを伝える。
 ⇒本部…その目的で共存共栄していけるのであれば、それは非常に応援すべきこと。
   ※本部の担当者は町への個別出荷を認めた

【素早く動き、熱を冷まさない】
仕事はスピード感が大事である。最初から凄い構想を持っていても、相手が全然意図しないことかもしれない。小さな事から始め、疑問・質問の答えは早く返してあげて、そのやり取りを繰り返しながら良いものを作り上げていく。
日々、様々な相談が持ち込まれるが、スピード感を持ち、そして熱意をもって伝える。
 ◎地元果樹園のジャムの売り方が難しい・・・
   相談に来た果樹園の方を寺本氏は地元の直売所に連れて行き(現場を見せる)、直売所の方とも相談しながらアドバイスを行う。   ※動きが早い!

邑南町目標.jpg

★以上から、
①地域創生を成功させるという強い信念を持つ
②真摯に現場と本音で対話することを忘れない
③スピード感を持って事にあたる
これらを言葉にするのは簡単だが、実行する場合、熱意と胆力を持ち、粘り強く取り組んでいくことが大切である。
私も駒ヶ根で地域創生を目指すので、それらを肝に銘じて実行していかなければならないことを、改めて感じた。


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